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「神に奉げる歌を」short story

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投稿日時
2013-05-01 03:37:03

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金環

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投稿者コメント
 


 初めて目に留めたのは、己の膝に乗せた子供へ向けて小さく舌を出し、舌が長いから逆に収まりが悪いのです、と悪戯っぽく微笑んでいた姿だった。

 異国の者だからなのか元々の気質なのか、言葉の一つひとつをゆっくりと噛みしめるように喋る。
 その為にますます舌足らずに聞こえるのだな、と気づいたのは二度目の召喚の時だった。




 あなたのおっしゃるとおり、もうすぐいくさがはじまるのでしょう。

 そしてここも……そうとおくないうちにいくさばとなるのでしょう。


 ですが、わたくしのことはすておいてください。

 わたくしは……神のみこころにそうように、歌をささげ、神へのいのりとともにここでいきていくことが、ゆいいつでさいりょうのよろこびなのです。


 かわりに、その子をつれていってください。

 きてんがきいてかしこく、そしてやさしいよい子なのです。

 神にひとみをささげるには、あまりにはやい。




 ――――あなたとその子の、ごぶじとしあわせを……この地で、いくひさしくいのりつづけることを、神と、わたくしのこのひとみにちかっておやくそくいたします。












恋愛ものだったらまちがいなく強引に連れ去り系だろうけど、敬愛の気持ちであれば残る意思を尊重する………のかな。
相手をほぼなんにも決めてないんですよね……行き当たりばったり投げっぱなしジャーマン脳が勢いで絵も短文も作成しているので、毎度の如く閲覧者様の想像力に丸投g(ry…お任せです。




構図的視点は子供目線、短文的視点は相手。って全部後付けですけどね!!


気分転換でお絵描き。意外と時間、というか構図チェックの確認しつつのんびり描いてたので日にちがかかった。
シグマで線入れしたら線が硬すぎて雰囲気壊れたので、下絵を取りあえずアップ。
超やる気↓↓↓あーあ。筆で上描きするしかないかなぁ…



うーん、おにねむい。
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